自分で思い描く器を
作れるようになるためのステップ

作り編

基本編では我々講師がサポートに入りますが、目指すは『思い描く器を作れるようになる!!』です。使う楽しみを想像して是非作陶して下さい♪

万風窯のYouTubeも開設予定です。アトリエにもTVを設置し、動画で確認ができるようになります。疑問に思った部分はお気軽にお尋ね下さい♪

蔵王の大自然の中で土と向き合う時間は最高です。ゆったりとした気持ちで粘土に触れて下さい。

【基本編】

ステップ1 ご飯茶碗
ステップ2 お湯のみ
ステップ3 一輪挿し 又は 徳利
ステップ4 お皿(電動ろくろコースのみ)

※電動ろくろコースでは最初に【菊練り・土ごろし】の工程が有ります。

万風窯では、基本のステップ1〜4を製作した後、自由製作をおすすめしております。
手びねりコース、電動ろくろコースお好きなコースをお選びいただけます。

全く陶芸経験のない方は手びねりコースを3ヶ月〜半年かけてゆっくりと学んでいきましょう!

焼き物が完成するまでの流れ

菊練り → 成形 → 削り → 乾燥 → 素焼き(750度) → 釉薬掛け・絵付け → 本焼き(1250度)

窯の設備

素焼き 灯油窯と電気窯

本焼き 灯油窯

穴窯  年1回稼働

 

(一つの)作品が完成するまでに約2カ月ほどかかります。

基本のポイント

ポイント①

形をよく観察しましょう!!

作品を作る上で一番大切な事はイメージをすることです。形の想像が出来ないまま作り始めてしまうと、迷いが出てしまいます。お家にあるご飯茶碗やお湯のみ、雑誌・ネットで見て気に入った形をお見本にして模倣することも大事です。

ポイント②

収縮する事をふまえた大きさで作りましょう!!

粘土によって多少の収縮の差はありますが、欲しい寸法を計算して作ります。
同じ大きさが欲しい場合”トンボ“を使うと揃いの形が完成します。

ポイント③

失敗を沢山して粘土と仲良くなりましょう!!

失敗が怖いから形がグラグラし始めると我々講師に頼りたくなりますが…それでは正直上達しません。どうしてこうなったか、ここからどう立て直すかを見極める力も必要です。

1個にこだわるよりも何個も作って数をこなす方が上達します!

裏の高台を削りましょう!!
削り編

削り仕上げの作業ですが、基本的に内側の形に合わせて削ります。

高台を削る際に形に合った広さにするよう心がけましょう。また、中心をしっかり合わせましょう!!

ポイント①

高台径の幅は見込みの大きさ目安に!!

高台が小さすぎるとバランスが悪く見た目も悪いです。実際に使うときも倒れやすくなります。高台の幅も細くなりすぎないように注意です!

ポイント②

使い易い軽さを意識しましょう!!

形ばかり気にしてしまうと重みが残ってしまいます。外側の形ばかりではなくたまに内側のラインを確認しながら触ると削った方が良い部分が見えてきます。

(例)ご飯茶碗・お湯のみは持って使う頻度高いので軽めに。花器は重みを少し残して倒れにくくなります。

ポイント③

沢山削って慣れましょう!!

ろくろで作るとき同様、穴があきそうで心配になり我々講師を呼びたくなりますが、何度も削りのチャレンジしているうちに穴があく前の段階の感覚が掴めるようになりますので、慣れていきましょう!!しかし!我々はきちんと見ていますのでご安心下さい♪

以上のポイントの他にも注意すべき事はありますが、一番は自分のイメージの器が自分の手で作れる楽しさを味わって頂きたいので焦らずゆっくり素敵な蔵王時間を過ごして下さい♪♪

形や色・技法の相談はいつでも受け付けますのでお気軽にお声がけ下さい。

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